生態的展示とは、檻に入った動物を見せるだけではなく、その動物がどんな環境でどんな風に暮らしているかも見せる展示だそうです。
だから、なるべく自然の状態に近い環境で動物を飼うようにするそうです。
動物が身を隠したいと感じたら、隠れる場所もちゃんとあります。行ったとき、たまたま動物が身を隠していたら、その動物を見られないわけです。見られるときもあれば見られないときもあるというのは、自然なことですよね。
もちろん、限られたスペースで限界はありますが。
動物園は、動物をただ見世物にする場所ではなく、野生動物やその環境に関する理解を深める場になっているようです。
久しぶりで上野動物園を訪れたら、 蓮池の上をワオキツネザルが歩いていました。
動物園の中は木も茂り、東京にいるのを忘れてしまいそうですが、背景にビルが見えると、突然現実に引き戻されます。
連れて行った子どもにとっては、けっこう幻滅するものだったようです。
京都駅に着いたときに、ビルしか見えなくてがっかりする外国人観光客みたいなものでしょうか。
自然に近い環境で、遠い国に棲む動物たちを間近で見られる動物園は、確かに夢の国のよう。
一方で、危機に瀕した動物たちと出会える動物園は、世界の現実について、どこよりも確かに知ることのできる場所かもしれませんね。
動物園の中は木も茂り、東京にいるのを忘れてしまいそうですが、背景にビルが見えると、突然現実に引き戻されます。
連れて行った子どもにとっては、けっこう幻滅するものだったようです。
京都駅に着いたときに、ビルしか見えなくてがっかりする外国人観光客みたいなものでしょうか。
自然に近い環境で、遠い国に棲む動物たちを間近で見られる動物園は、確かに夢の国のよう。
一方で、危機に瀕した動物たちと出会える動物園は、世界の現実について、どこよりも確かに知ることのできる場所かもしれませんね。