2016年12月24日土曜日

ヨーロッパでクリスマスの飾りといえばクレッシュ - 文鳥もお気に入り

ヨーロッパのクリスマスの飾り。

ツリーと同じくらい人気なのが、イエスさまの誕生シーンを再現したもの。

フランス語ではクレッシュといいます。

クレッシュには保育園という意味もあります。

厩で生まれたという聖書の記述にならい、ヨセフとマリア、そして動物たちが生まれたばかりの赤ちゃんを見つめています。

でも、イエスをかたどった人形は、25日になるまで飾りません。

それまで、マリアもヨセフも、そして馬や羊もじっと待っています。

我が家の文鳥にとっては初めてのクリスマス。

これなんだろうって思っているのでしょうね。


2016年12月14日水曜日

もったいない精神の元祖!世田谷ボロ市12月15日16日



いよいよボロ市明日あさって。

スキーウェアから家具、電化製品、植木、多肉植物、工芸品、日用雑貨、食器、そしてグルメの代官餅、などなど無いものは無いというボロ市。

ブリュッセルに住んでいたときは、毎週のようにどこかでフリーマーケットをやっていました。

パリに住んでたときは、各区で一年に一回くらいフリマがありました。

東京も最近リサイクルショップや古着屋さんが増えてきましたね。

でも、これほどの規模のフリーマーケットはあまり例がないのでは。

なぜ12月と1月にあるのか。
きっと理由があるのでしょうが、個人的には、冬のボロ市と夏のボロ市とか四季のボロ市とかやってほしい。

公共の交通機関を使うのがお勧めです。
最寄駅は世田谷線世田谷駅か上町駅。

掘り出し物が見つかりますように!

2016年12月13日火曜日

文鳥のヒナに餌をやる

前回の記事で、立派に私の邪魔をするようになった文鳥ですが、うちに来たばかりの頃はこんなに小さくて、頼りなかったのです・・・


2016年12月12日月曜日

白文鳥、元気に育ってます


今年の10月に家にやってきて、挿し餌で育った白文鳥。

というか、ほぼ白い文鳥。

背中にグレーが入っています。

幸いすくすくと成長しています。

一羽で飼っているせいか、飼い主がしていることに興味津々。

パソコンを打っていると、どうしても手伝うんだと言って聞きません・・・



2016年12月8日木曜日

手作りのクリスマスツリー




まだ飾り付け途中ですが。

このツリーを使うのは3年目。

超不器用なのですが、クッションの要領で作りました。

もう少し器用だったら、時々洗えるようにしたり、中綿出して片づけられるようにしたり、色々改良の余地があります。

去年までと違うのは、好奇心旺盛な小動物が加わったこと。


星はどこに片づけたかしら?

2016年12月6日火曜日

アドベントカレンダー、ヨーロッパの思い出




今年のアドベントカレンダーはこれ。
カルディで買ったものです。

今年は手作りしようかな、とも思いましたが・・・
手作りじゃなくてごめんなさい。

今日のところまで窓が開いて、中のチョコが消えています。




上の星のところが空いているでしょう?
日付のどれかにお菓子と一緒に星が入っているらしいです。
いつ出てくるのか楽しみです。
その日によってチョコかボンボンのどちらかが入っていますが、味もいいようでホッとしました。



アドベントカレンダーとの出会いはフランスに住んでいた時。

子どもが友達の家で見てきて報告してくれました。
「布でできたカレンダーなんだよ。
日付がポケットになってて、中にボンボンが入ってるの。
今日の分のボンボンを貰ったんだ。」

フランスでも、アドベントカレンダーを手作りする人はあまりいません。
子どもにあげたい人は布製か紙製のものを買ってきます。

布製なら毎年使いまわすことができますね。
ボンボンかチョコだけを新しく入れればいいのですから。

今回私が買ったのは紙製ですが、使いまわしができそう。
折り畳んで片付けられないのが、ちょっぴり残念。

ベルギーの小学校に行っていた時は、担任の先生がクラスのためにアドベントカレンダーを買ってくださったそうです。

毎日その日付の番号の子がボンボンを食べました。
15日なら15番の子。

一クラス20人だったので、まだ数日残っているのにクラスを一巡してしまいました。
21番目のボンボンは誰のもの?

「これは先生の。」
そういって先生もボンボンを食べたとか。

子どもはその話をした時、とてもうれしそうでした。
先生が遊びに加わってくれて、楽しかったのでしょうね。

ベルギーの小学校の先生はフランスの先生よりも、子どもの近くにいてくれる存在でした。

フランスでは、子どもというものは徹底的にコントロールしなければならないという伝統的な考え方が、未だに生きています。

アドベント(フランス語でアヴァン)とはキリストの降臨のこと。
救い主の誕生を待ち望み、その準備をする期間のことです・・・


2016年12月1日木曜日

ゴッホとゴーギャン展とレノンとマッカートニー



「ゴッホとゴーギャン展」を見に行った日の朝のことでした。

出かける前に何の気なしに見ていたニュースで、ジョン・レノンがポール・マッカートニーに宛てて書いた手紙の下書きが、落札されたという話がありました。

その手紙は、最後のアルバム「Let it be」を作っていた時に書かれたものだとのこと。

解散の直前ですね。



展覧会場で目にしたのは、大きく異なる個性を持ちながら同じ時代の空気を呼吸していたゴッホとゴーギャンの絵。
後期印象派を同時に開拓していた二人の絵筆の冒険の跡。

アルルでの共同生活は、ゴッホが自ら耳を切断するという悲劇で終わりました。

「ゴッホ」「ゴーギャン」という言葉で検索を掛けると、1ページ目に並んでいるのは圧倒的に耳のこと。

でも、会場に展示されている画家の言葉は、この共同生活が実り多いものでもあったことを示しています。

二人が見てほしかったのは、耳ではなく絵ですよね。




私はいつか読んだレノンの言葉を思い出していました。

「ぼくは生涯で二人のパートナーを得た。ポール、そしてヨーコだ。悪くないだろ?」

二人の創作家が火花を散らすとき、そこからは世にも美しいものが生まれてきます。

火花は時に爆発に至るけど、後に続く人たちに影響を与えずにはおかないものですね。

レノンの手紙にあるように、全てのアーティストに影響を与えることなどあるはずもないけれど。

(冒頭の写真、ゴッホが描いたアルルの跳ね橋は復元されているようです。)