2018年4月26日木曜日

入国管理事務所で気づいた「些細な」こと


先日入国管理局に行って驚いたことがある。

全ての職員というわけではないだろうが、一部の日本人職員の話し方が、外国人に対してと日本人に対してで全く違うのである。

横柄だとか、意地悪だというのではない。
日本人である私には普通にですます調で話すのに、外国人には子ども相手のような口調。
小学校の先生が生徒に話しているのに近い。

たぶん悪気はないのだろう。
親切な気持ちでそうしているのかもしれない。

しかし、差別意識の表れだと言われても仕方がない。

窓口に来る外国人自身は、恐らくそんな「些細な」ことで文句を言わないだろう。
滞在許可もらいたいし。
もっと嫌なことはいくらでもあるし。

でも、簡単に変えられることだから、批判される前にやめておいた方がいいのでは。職員の方々にも苦労があるに違いない。
他のすべての仕事と同じように。

これはやはり、研修の段階で注意しておくべきことだろう。

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2018年4月24日火曜日

難民・移民政策で遅れを取らないで - 入管収容センターで外国人の自殺



フランス人が人権問題に敏感なのは、1789年に人権宣言を制定したという自負があるからだと前の記事で書いた。

人権宣言の後ですぐに全ての人に平等な権利が与えられたわけではないということは誰でも知っている。
植民地主義や奴隷制度、人種差別、男女差別…

宣言後の歴史の中で、人権に関する考え方も進化しなければならなかった。
今では男にも女にも、大人にも子どもにも、金持ちにも貧乏人にも、そして肌の色に関係なく人権は同じという考え方が確立しているはずである。

刑法の犯罪を犯した者ですら人権がある。

まして難民に人権が無いはずがない。
不法滞在者にしても同じである。

オバマ大統領は不法移民の問題の解決に当たり、親の代から滞在許可なくアメリカで暮らし、かつ犯罪歴の無い外国人に対して、アメリカの国籍を付与すると決めた。
このことは日本のメディアでも流れていた。
というかむしろ、それをトランプ大統領が反故にしたことの方が大きく取り上げられたか。

日本の入管収容センターで自殺者。広がるハンガーストライキ。
このショッキングなニュースが大きく報じられないことの背景には、一般の人々の無関心があるのだろう。

日本に住むための法的な資格も持ってない外国人たちの待遇なんてどうでもいい。」

そうだろうか。

何も聖人になる必要は無い。
またしても国際社会から非難を浴びるぞ、という後ろ向きの姿勢で重い腰を上げることもない。

そうではなくて、難民が増えている今こそ、日本はいいとこ見せても損はしないのではないか。

これまで難民や移民への扉を少ししか開けてこなかったからこそ、国際協力の点数を稼ぐいいチャンスなのではないだろうか。

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2018年4月23日月曜日

日本の入国管理局収容センターで外国人が自殺という悲劇


入管収容センターでインド人の男性が自殺、収容者は待遇の改善を求めてハンガーストライキをしているという

この事件にショックを受けた理由は、貴重な人命が失われたということだけではない。
ハンガーストライキを引き起こすほど待遇に問題があるということだけでもない。

この事件の扱いがあまりにも小さいということが更にショッキングだ。

ヨーロッパやアメリカで同じような事件が起きたら、もっと大きく取り上げられるのではないか。

無責任なことは言えないので私が20年近く暮らしたフランスを例にとっていうと、
フランスでこのような事件が起きたら大騒ぎになることは確実である。
メディアもこぞって取り上げるだろう。
事実、死者が出なくても、難民収容所などの状況は今まで何度となく問題になっている。

今日本には他にも大きな事件が起きている。
それは確かだが、それにしても取り上げ方が小さすぎる。

なぜフランスだったら大騒ぎになるか。
その理由の一つは、自分たちは人権の国だという自負があるからだろう。お国柄というものが、いかにその国の歴史や地理的条件によって醸造されているかを示すわかりやすい例だと言える。

日本語版ウィキによれば、世界最初の人権宣言は1776年にアメリカで宣言された「バージニア権利章典」。
フランスの「人間と市民の権利の宣言」は1789年に出ている
産みの苦しみを伴って宣言されたものである。

因みに、
日本最初の人権宣言は京都の「水平社宣言」で1922年となっている。
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2018年4月20日金曜日

お家ディナーのアントレ - フランス、ベルギーと日本の違いは?


フランスやベルギーのお家ディナーは8時頃に始めるのが普通。

もう何度も書いたが、決して8時に全員が揃うことを期待してはいけない。

しかも食事は全員が揃うまで始めないのが礼儀とされている。

だから、みんなが揃うまでのアペリティフも用意しておくこと。

ワイン等の飲み物とツマミを出しておけばいい。

8時に招いたら、8時までにテーブルに出しておくのは人数分のグラスとツマミ。

飲むのは他の人を待たないでいい。
来た人ごとに飲み物をすすめるのはアペリティフに人を招くときと同じ。

全員が揃うまでにそれぞれの席にアントレ用の皿とフォーク、ナイフ、必要ならスプーンをセッティングしておくこと。

料理は一つの大きなお皿や鍋に入れてテーブルに出し、好みを聞きながらお客さんのお皿によそう。

よそう時の順番は普通、1 招かれた女性 2 招かれた男性 3 招いた女性 4 招いた男性 
となる。
ただし、女性だろうが男性だろうが、自分を一番最後にするのは日本もヨーロッパも同じ。

アントレとして最近人気なのは、私の見たところではサラダ。
野菜の他、豆類が入ったサラダも好まれる。
健康ブームのせいかもしれない。

が、スープはあまり人気がない。
多分、子どもの時にムリに飲まされるからじゃないかな。

ただ、やはり珍しいからだろう、みそ汁なら話は別。
即席じゃないみそ汁を作って出すと大抵の人は喜んでくれる。
具はワカメやきのこなどシンプルなものがアントレに相応しいだろう。

サラダのドレッシングは、オリーブオイルとバルサミコ酢などを混ぜてハーブや塩を少し加えればいい。

ドレッシングはお客さんにすすめる直前にかけ、全体をよく混ぜる。
自家製でもなければ普通マヨネーズは出さない。

アントレと一緒に切ったバゲットもすすめる。

アントレを皆が食べ終わったら、メインに進む。

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2018年4月19日木曜日

セクハラの二次被害はどうして起こるのか - 財務省事務次官セクハラ問題


ハラスメントはそれだけでも恐ろしいものだが、「二次被害」というものが存在するのは異常だと言わねばなるまい。

被害者が責められ、更に苦しまなければならない法はない。

もちろんどんな罪にも冤罪というものはあり、告発された側にも弁明する権利はある。

圧力によってではなく、正当な方法で弁明するならば。
セクハラの告発でなくとも、告発者は圧力を受けることがある。

通常圧力をかけるのは告発が都合悪い人たちで卑劣極まるわけだが、セクハラや性犯罪の場合は何の関係もない公衆が二次被害の加害者となることがある。

異常そのものだ。

自分が将来起こすかもしれない、あるいは過去に起こしたハラスメントや犯罪の恥を被害者におっかぶせようとする心理が働くのか。

男女を問わず、二次被害の加害者、あるいは共犯者になることがあるのかもしれない。

財務省の福田淳一事務次官セクハラ問題を報じるニューヨークタイムズ紙にはこんなくだりがあった。

日本では被害者は非難されることを恐れて公言しないことが多い。女性記者のアイデンティティは伏せられている。」

アメリカでもフランスでも被害者が個人名で裁判に訴えることができるのは、二次被害という現象がないか少ないからだろう。

フランスの保守系新聞ルフィガロもこの事件を伝え、被害者の名前が伏せられていること、財務省が被害者に対して弁護士事務所に名乗り出るよう求めたことを付け加えている。
 
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2018年4月14日土曜日

欧米で人を招く時 - 日本と決定的に違うこととは


日本では最近あまり人を招かなくなったようだ。

なぜかと考えてみる。
かつては家に人を招くとなると女性が台所にこもりっきりだった。
女性が忙しくなると共に、招きにくくなったのか?

でも今は、料理の得意な男性も増えている。

パリのアパルトマンも必ずしも広くはない。
それでも人を招くのは、招く方も楽しむからかもしれない。

日本では心づくしの料理を用意するのがおもてなし。

欧米では、料理はもちろん美味しくなくちゃいやだけど、楽しいおしゃべりも大切なおもてなし。

だから、台所にこもりっきりで料理ばかりしているのは女性も男性もNG。
会話に加わらなければ人を招く意味がない。

もちろん、自分だけが喋っていてはダメで、相手の話にしっかり耳を傾けることが大切。

そして、知らない人同士を引き合わせるのも楽しみの一つ。

あの人とあの人を会わせると面白いんじゃないか、とか、あの人とあの人はきっと合うぞ、とか。

自分の予想が当たって招いた人同士が友達になったりすると嬉しいものだ。
フランスには、友人の家で出会ったというカップルも多い。 

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2018年4月13日金曜日

フランスで人を招く時 - 小さな子どもがいる時は?


前にも書いたが、誰かのお家に招かれた時、小さな子どもはベビーシッターに預ける。

親戚や仲のいい友達など、親しい場合はもちろん別だが。

わからなければ、子どもを連れて行っていいですか、と聞くこと。

ヨーロッパでは今は小さな子どもに留守番をさせない。

小学生であっても子どもだけで家に残すのはNGである。

では、自分が人を招く場合はどうだろう。

多くの場合、お客さんが来る前に子どもの食事は済ませておく。

年齢にもよるが、子どもはお客さんにもお休みなさいを言ってから寝に行く。

親は子どもを寝かしつけたらテーブルに戻り、子どもを起こさない程度の音量でおしゃべりを続ければいい。

お客さんが家にいると子どもがよく眠れないという場合は、ディナーよりは早く終わるアペリティフだけにするとか、土曜日や子どもの休暇中に人を招くのがおススメ。

子どもがまだとても小さくてそれどころではないという場合は、もちろん無理をすることはない。

でも、少し大きくなったら頑張りすぎない程度に人を招くのがおススメ。

ゆっくり食事をしながらおしゃべりをしたり笑ったりすれば、遊びに出掛けたのと同じくらいリフレッシュすること請け合いです。
 
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2018年4月11日水曜日

フランスのおもてなし - アペリティフ(アペロ)に人を招く時2


お家アペリティフは、フランスでは7時頃始めるのが普通。

ただ、7時と言って招いても、お客さんが7時に揃うとは期待しないこと。

お客さんが着いたら、まず「何を飲みますか」と聞く。
アペロの場合はディナーのように全員が揃うまで始めるのを待つことはない。
来た人ごとに飲み物とツマミをすすめる。(ディナーの時も、飲み物とツマミは誰か来ればすぐにすすめるから、アペロでみんなを待たないのは当たり前か。)

ツマミは全部一度に出すと後から来た人の分がなくなる恐れがあるから、補充できるようにしておくこと。

アペロに限らず、お客さんが「何か手伝いましょうか。」と申し出てくれることはよくある。
その時は遠慮なく手伝ってもらってOK。

皿洗いは、よほど親しくなければ手伝わないようだ。
翌日に回す人も多い。

楽しめる時は片付けのことなど考えず、思い切り楽しむというのがフランス流のようだ。

前にも書いたけど、アペロが9時過ぎまで続くのは普通なので、ちゃんと食べられるツマミを用意するのも手だ。

延々とアペロが続いてお腹が空くのにウンザリしたら、apperitif dinatoire (ディナーみたいなアペロ)を企画するのもいいだろう。

ディナーみたいにみんなが揃うまで待つ必要もなく、アペロみたいにお腹が空くこともない。

キッシュやサラダ、モッツァレラやフェタ、それにバゲットがあればみんな満足するんじゃないかな。

最後にフルーツやスイーツを出してもいい。

ディナーのように肩がこることなく人をもてなすことができるというものだ。

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2018年4月7日土曜日

フランスのおもてなし - アペリティフ(アペロ)に人を招く時


欧米で最高のおもてなしとは自宅に招くこと。
そして招き方には大体3つの形式があると前に書いた。(ちょっとお茶飲んでかない?というのを数に入れないとして)

その中で一番気楽に招くことができるのがアペリティフだ。
アペリティフを短く、くだけた感じで言ったのがアペロ。

これから私が住んでいたフランスでのことを書こう。
欧米と言っても他の国はちょっと違うかもしれない。アペリティフは元々食前酒ということ。
頑張って手作りの料理を用意する必要はない。

飲み物としては、フランスではやはりワインが主流。

人数と相手の好みにもよるが、赤、白混ぜて数種類あるといいだろう。
無理して高級なワインを揃える必要はない。
暑い季節には軽く冷やしたロゼや白が好まれる。くれぐれも冷やしすぎないこと。

ガス入り、ガス無しの瓶入りの水も用意しておくといいだろう。
飲めない人を招く時は、ジュースやアイスティーもいいかもしれない。

ツマミはオリーブ、ナッツ類の他、tapenade というスプレッドがよく使われる。
日本でも最近タプナードと言って食されているようだが、これ、南フランスが発祥らしい。客が来る前にスプレッドを塗っておくのではなく、セルフサービスで好きなように使ってもらうか、その都度塗ってすすめるのが普通。

その他、ハムやソーセージ、チーズを使った塩味の一口パイもアペリティフに便利。
フランスでは様々なタイプのパイ生地がスーパーに売っているので、自分で作っても大した手間ではない。
日本にも進出した冷凍食品専門のピカールにもソーセージなどが入った一口パイが売っている

アペロにチーズは出さないでいい。
特にカマンベールやコンテなどのチーズは食後に食べるものなので、アペロの主役になることはない。

アペロでチーズを出すとしたら、モッツァレラか山羊や羊のフレッシュチーズ(オリーブオイルに漬けて瓶詰で売っていることも多い)がいいようだ。

写真の盛り付けみたいに綺麗じゃなくても全然大丈夫です。

ワインを選ぶ自信が無い場合は、「何か持って行きましょうか。」と聞かれたときに、迷わず「お好きなワインを持ってきてください」と頼むのがいいだろう。


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2018年4月6日金曜日

「女性は土俵から降りてください」にめげない人命救助看護師の職業倫理に脱帽


舞鶴場所で市長が倒れ、救助に駆け付けた看護師に「土俵から降りてください」と呼び掛けた相撲のアナウンス担当の行司の話。
もちろんすでに世界を駆け巡っている。

ニューヨークタイムズには八角理事長が看護師に感謝し、相撲協会として謝罪した話もちゃんと載っている。

SNSで行司のアナウンスに非難が殺到したことも。

「妊娠順」のことにも同じ記事の中で触れている。

フランスのリベラシオン紙の取り上げ方はあまり大きくないが、理事長の謝罪の件は載っている。

ワシントンポストは、相撲界では女性は穢れた存在だと考えられているとある。

ニューヨークタイムズは相撲の歴史についてもかなり紙面をさき、歴史上は女性の力士や行司も存在したことに触れている。

このような事件は人々の関心を引くので、これからもっと多くのメディアに広がるのだろう。

不適切なアナウンスについてはすでに多くのことが言われている。

私が脱帽したのは、市長の命を助けた看護師の方々のプロ意識と倫理観だ。

事件の映像を見ると、アナウンスを聞いて反応するように見えた女性もいる。
が、真っ先に駆け付けた女性は手当を続けていたようだし、戸惑いを見せた女性たちも担架が到着するまでその場を去らなかった。

さすがは非常事態に馴れた職業人だけのことはある。
他の人が不適切なことを口走っても、自分は何をするべきかという判断を誤らない。
本人は「当たり前のことをしただけ。」と感謝状を固辞、そっとしておいてほしいとのことである。


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ニュースを読んで英語の勉強
The Japan Times ST

2018年4月5日木曜日

少子化の果てに - 「妊娠してすみません」な状態が続いたらどうなるの?


日本人の出生率がこのまま減って行ってもゴーストカントリーにならない道もないわけではない。

難民や移民に門戸を開くとか、海外からの養子を奨励するという方法もある。

重要なのは血の繋がりよりも教育なのだから。

妊娠も迷惑、難民も迷惑ならAIで人口を補うのだろうか。

昔読んだ松谷みよ子再話による日本の民話にこんなものがあった。

ある猟師が獲物を取ろうと山に入ると、一人の妊婦が座り込んでいる。
彼女は苦しそうに水を求める。
が、猟師は「妊婦に遭ったんじゃあ今日のツキはない。」というようなことを言って、水も与えずに怒って引き返してしまう。

別の猟師が同じ場所を通りかかる。
彼は「大丈夫ですか。ほら、お飲みなさい。」と言って水筒を差し出す。
妊婦は水を飲むと、何人もの子どもを産むが、その子たちは産まれてすぐに歩き出す。

目を丸くする猟師に彼女は言う。
自分はこの山の神だ、と。(それとも狩りの神だったかな?)
前に通った猟師には多くの獲物を恵んでやったのに、酷い扱いを受けた。
もう彼には獲物をやらない。
あなたには世話になった。
あなたは多くの獲物を取るだろう、と。

果たして彼女の言う通りになった。

私たちはどっちの猟師になるのだろう。


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2018年4月3日火曜日

日本の「妊娠順」に驚愕!割と出産率が高いフランスではどうしてる?


保育士の方が妊娠し、ご主人ともども「妊娠してすみません。」と園長に謝ったという話。

妊娠するにも順番があり、先輩を追い越してはいけないという暗黙の規則があったとか。

その規則、法律違反じゃないのかな。

ずっと昔のことになるが、フランスである女性が数度目の出産休暇を取ろうとして
「ニワトリか。」と言われたという話があった。

それを話してくれたのはフランス人の男性だったが、彼は「なんて馬鹿なことを言うのか。」と
怒りに燃えていた。

フランスではこのようなマタハラは今では考えられない。

それは怒った人たちのおかげだと思う。

ご存じのように、フランスの出産率は他の先進諸国に比べて良好である。

フランスにも問題がないわけではないが、働きながら出産できるよう、少しづつ変えてきたのだろう。

今では採用の面接の時点で妊娠していても、言わないでいいことになっている。

そのくらいしないと少子化は止まらないんじゃないか。

おまけに日本は人手不足。

産休を取りやすいようにするのは急務では。

中小企業には難しいことだろうから、そこは社会全体で支えていく必要があるだろう。

男も女も、産みたい人も産みたくない人も、産みたいのに産めない人も、思わぬときに授かってしまった人も。

そうしないと、日本は将来ゴーストタウンならぬゴーストカントリーになってしまうかもしれない。

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2018年4月2日月曜日

トリップアドバイザーを使ってみた - 便利な点と気を付けるべきこと


トリップアドバイザーを使い始めたのはフランスに住んでいたとき。

小さな子どもを連れて旅行するときは、ある程度きちんと計画を立てておかないとまずい。

それでネットを使って色々調べていると、トリップアドバイザーに行きつくことが多かった。

フランス語版だがなかなか頼りになった。

ホテルやレストランの値段を比較するだけではなく、写真も見られるし、サービスや設備について体験者の口コミを読むことができる。

その他にも、美術館や博物館、訪れる価値のある建造物、公園、子どもが遊べるところ等々、旅行をより楽しくリラックスしたものにするために参考になる情報がある。

日本に戻ってからは、旅行というよりも家族でお出かけするときに何度かお世話になった。

デートにも使えるんじゃないかな。

住んでいる町でも案外知らないことが多いものだ。

もちろん他人の意見だから、どんなに星が多くても自分や自分の家族に気に入るとは限らない。

あくまでも参考程度に留めるのがお勧め。

時間や値段も変わることがあるから、自分で施設に連絡して確かめるのも時には必要。

トリップアドバイザーを使えば、個人旅行は不安だからパック旅行をしていたという人も、少し安心して自由な旅ができるんじゃないかな。

最後に、大変稀なこととはいえ、悪意からわざと酷い口コミを投稿されたという例も聞いたことがある。

「体験者」の「口コミ」といえども100%信用できるわけではない。

繰り返しになるけど、口コミを絶対視するのではなく、それを参考にして自分で判断すること。

次回はトリップアドバイザーで見つけたフランスの楽しめるスポットについて。

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TripAdvisor (トリップアドバイザー)