パンケーキの日、というと何だかかわいい感じがしますね。
アメリカやイギリスなど英語圏の国で、毎年この日にパンケーキを食べたり作ったりします。
今年は2月28日の火曜日。
毎年変わるのは、満月の日と関係あるからなんです。
ちょっとややこしいですが、3月21日の後の満月の、そのまた後の最初の日曜日が復活祭で、復活祭の47日くらい前の火曜日がパンケーキの日だそうです。
この日の後、本来キリスト教では肉を食べない日が続きます。
その前に栄養たっぷりなものを食べておこうということで、卵やミルクを使ったパンケーキを食べたのですね。
今では、肉を食べないという習慣は殆ど守られていません。
でも、パンケーキの日は守られています!
フランスでは、この日はMardi Gras, つまり「脂っぽい火曜日」と呼ばれています。
(英語でも、フランス語のこの言葉も使っているようです。)
翌日から肉を食べられない、ということをしばし忘れて仮装をして楽しむ日でした。
そのパーティーを carnavalと言います。
そう、それを何週間にもわたってやるのがイタリアのカーニバルです。
南米のカーニバルも有名ですね。
フランスやベルギーでは、この日に仮装するのは主に子どもたち。
幼稚園や学校でも、仮装してクレープを食べます。
仮装はおもちゃ屋さんなどで売っていたり、親が作ったりします。
私も子どもが小さいときは、ハチさんや恐竜くんの仮装を作ったのですが、今どこにあるのやら・・・