2017年2月18日土曜日

上司と部下の関係、親子の関係、同じじゃないけどどっか似ている



上司には考えることがどっさり。

一生懸命仕事をしてさえいればいいってもんじゃありません。
部下を育てるのも大事な仕事のうち。

優秀な部下が会社を辞めてしまうのでは、どうしようもありません。

Tabi Labo に、「優秀な部下が仕事を辞める9つの原因」という記事がありました。

当たり前で大切なことばかりです。

原因の一つは、過労で燃え尽きてしまうこと。
スタンフォード大学の研究によれば、労働時間が週55時間以上になると、生産性が大幅に落ちるそうです。
Tabi Labo の別の記事では、週50時間以上になると、時間当たりの生産性がガクッと落ちる、となっていました。
残業のやりすぎは生産性の低下につながるということですね。

その他に、上司が約束を守らず、信頼できないというものもありました。

これ、親子関係や先生と生徒との関係にもそのままあてはまりますね。

ママは約束を守ってくれなかった・・・
そんな経験が何度もあったら、親の言うことなんてどうせ嘘だ、となります。
親は子どもに約束をしたら、極力守る(逆に言うと、できない約束はしない)ようにするのがお勧め。
小さな時からそうしていれば、大きくなってからも信頼関係が続きます。

上司にせよ親にせよ、約束を守らないということは、知らず知らずのうちに、部下や子どもに「約束を守る必要はない」というメッセージを伝えていることになります。

どうしても約束を守れなくなったら、理由をきちんと伝えることです。
それでもがっかりするでしょうが、何も言わないのとは全然違いますよ。

嘘をつくのも同じことですね。
もちろん、生まれてから今まで一つも嘘をついたことがありません、なんて言う大人は信用できませんが。

自分の権威を守るために嘘をつく人もいますが、そんな風に保たれた権威は続かないものです。

嘘だということがばれたら、信頼関係の回復はとても難しくなります。

あれが嘘だったんだから、これもきっと嘘だろう・・・

部下に嘘をつかれたくなかったら、自分がまず嘘をつかないこと。
子どもに約束を守ってほしかったら、自分がまず約束を守ること。

部下や子どもが嘘をついてしまうもう一つの原因として、上司や親が極端に厳しいときがあります。

小さな過失に不釣り合いな大きな罰や叱責を受けていると、「これは言わないでおこう」と思ってしまうのが人情。

もちろん、どんなに怒られても本当のことを言わなければならないのは確かです。
でも、お互い聖人ではありませんからね。

嘘をつかせたくなかったら、「話を聞く」という姿勢を見せておくことです。
どんな言い訳も受け入れろ、というわけではありません。
問題が生じたら、小さいうちに相談に来い。
大きな問題が生じたら、一緒に解決しよう、と。

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