何をもってコミュニケーション能力と言うのでしょう。
十の異なる文化があれば、十の異なる返事が返って来そうですね。
そもそも、コミュニケーションとは何でしょう。
英語のcommunicationの語源はラテン語のcommunicare。
何かを共通のものとする、シェアーするという意味があったようです。
ということはつまり、コミュニケーションとは一方通行のものではないのですね。
何かを伝達し、ある情報を共有のものとすることがコミュニケーションであるならば、発信するという行為と受信するという行為の両方が含まれているはず。
単にはきはきものが言えるとか、大きな声で挨拶ができるとか、一目(一耳?)でわかることだけがコミュニケーション能力ではないでしょう。
お話が上手=コミュニケーション能力とは言えないでしょう。
口下手でもコミュニケーション能力が高い人はいると思います。
お話が上手なのはそれはそれで強みになりますが、コミュニケーション能力の一部に過ぎないのでは。
時には黙ることも、有効なコミュニケーションとなるのですから。
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