食費を節約できないかな、と考えた時、頭に浮かぶことの一つは卵料理のレパートリーを増やすこと。
フランスの家庭料理には、卵を使ったものがいろいろとあります。
その中の一つが最近日本でも人気のキッシュですね。
というわけで、先日我が家で久しぶりにキッシュを作ってみました。
まずタルト台を作ります。
私は今回、パットドサブレと呼ばれるタルト台を作りました。
材料
8 再び粉を打ったまな板の上に寝かせたタルト台を置き、綿棒で伸ばします。
小麦粉 250 g
バター 125g
塩 少々
卵 1個
イースト 約5g
1 ふるっておいた小麦粉とイーストをボールに入れます。
2 細かく切って室温で柔らかくしておいたバターを加えます。
バターを指で押しつぶしながら、小麦粉と混ぜます。
(クランブルを作ったことのある方は、クランブルのポロポロを作る要領です)
3 小麦粉バターの中央をくぼませて、卵を割り入れます。
4 小麦粉バターを、少しづつ卵に混ぜていきます。
5 全体をボールのようにまとめます。
この時バターが冷たすぎたりすると、うまくまとまりません。
だからといって焦って卵をもう1つ入れたりすると(今回の私のように)、タルト台が後で大きくふくらんでしまい、やたらと皮の厚いキッシュになってしまいますのでご注意。
また、こねすぎると、後でタルト台が壊れやすくなります。
6 まとめたものを、粉を打った清潔なまな板などの上に載せます。
指についたのも、ここでしっかり取って加えます。
どこも同じようによく材料がまざるよう、手のひらの手首近くを使って、ぐいぐい押してください。
まだつぶれてないバターがあったら、ちゃんとつぶすように。
そうそう、これをする前に手に小麦粉を打っておきましょう。
7 再びボール状にして、きれいな容器に入れ、濡れ布巾などで蓋をして冷蔵庫で寝かせます。
最低30分は寝かせます。一晩寝かせてもいいですよ。
8 再び粉を打ったまな板の上に寝かせたタルト台を置き、綿棒で伸ばします。
9 タルトの型に敷き、フォークで穴を開けて熱がよく通るようにします。
その後、私は少し空焼きしました。
10 ツナとゆでたブロッコリーを並べ、牛乳で伸ばし、塩少々で味付けした卵を注ぎます。
お好みのハーブを少々。
私は乾燥バジルを使いました。
11 オーブンで様子を見ながら焼けば出来上がり。
私は今回初めてオーブントースターで焼いてみました。
十分でしたよ。
サラダを添えれば、立派な食事になります。
5-6人分になります。
久しぶりということもあって、家族にも好評でした。
ただ、やはり皮が厚すぎるというクレームも。
でも、久々で手作りした皮は、私にはおいしく感じられました。
フランスでは出来たタルト台を生で売ってるのでスーパーで買うことも多く、具だけ自分で用意して後は焼くだけという感じだったので。