すばらしい年となりますように。
日本ではクリスマスが終わるとツリーを片付けて、さあ、お正月の準備です。
ヨーロッパではどうでしょうか。
ヨーロッパにはお正月はなく、というか、もちろん新年は来ますが、年が明けてしまえばお祭り騒ぎも終わり、お正月の飾り物とかおせちもないので、クリスマスの飾りを慌てて片づけることはありません。
それに、年が明けてもクリスマスの一連のイベントは、まだ終わってないのです。
聖書には、星に導かれた東方の三博士が幼子イエスに捧げものを持って来たとあります。
それはクリスマスの11日後とされ、1月6に当たります。
多くの家庭では、その前後の日曜日にガレット・デ・ロワというスイーツを食べます。
きつね色のパイは博士たちがイエスに捧げた宝物を象徴しているとのこと。
パイの中には、黒豆くらいの大きさの陶器で出来たもの - 多くは人形など - が一つ入っています。
それが当たった人は王様、または女王様ということになり、紙で出来た金色の冠をかぶります。
最近は東方の三博士も飛行機で来るのか、1月になるとすぐガレットが売り出されます。
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