2017年1月15日日曜日

NHK深読み - ニッポンの働き方



同一賃金同一労働って当たり前じゃないかと思うけど、日本の企業はアルバイトで成り立っているところも多いですね。
失業率が欧米諸国に比べて低く見えるのも、そのせいもあるのでは。

確かに、ヨーロッパではパートの人も働く者として色んな権利があります。
といっても、いわゆる主婦のパートにちょうどいい仕事はあまりありません。
ちょっと働きたいと思っても、そういう仕事は少ないです。

申告せずにブラックでアルバイトをすれば別ですが。
パリも保育園にはなかなか入れないので、非正規の子守をする人もいます。

ところで、待遇は賃金の問題だけじゃなく、休みの問題もあります。
それを考えると、日本社会で正規に働くよりフリーターを選ぶ人の気持ちもわかります。
あくせくしてやっと生活成り立たせるだけなら、お金少なくても自由に休みたいという。

ただ、それでは子どもは育てられません。

フランス人は休みが多くていいな、と思う人もいるかもしれませんが、バカンスの権利というものは、最初からあったのではなく、勝ち取られたものです。
フランスにも1936年以前にはありませんでした。

「深読み」の番組中に、非正規の給料があがったら、正規の給料が減ったという話が出ていました。
さもありなん、です。
非正規の給料が上がると、もっと安い労働力を他に求める会社も出てくることでしょう。

フランスでは、「最低賃金が上がったから、ウチではもうとても人を雇えない」という零細企業の社長さんに会ったこともあります。

悩ましい話です。
一筋縄では行きませんね。


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