2018年6月12日火曜日
家庭での児童虐待を防ぐには - フランスの子育て支援センター -2-
PMIは、いわばフランスの子育て支援センター。
PMI - Protection Maternelle et Infanile
母子保護という意味で父親という言葉は入っていないのだが、1945年に設立された当時、イクメンは少なかったものと思われます。
目的は子どもと親を助けること。
親を助けることは子どもを助けることにもなる。
虐待をする親の多くが自分自身問題を抱えていることが多いからだ。
2000年代初頭には、幼稚園前の子どもが集団生活に慣れるよう、週2回2時間くらいづつ無料で預かるというサービスも行っていた。
今も続いているかもしれない。
もちろんおもちゃや絵本もあるし、様々なイベントも組まれる。
と書いてくると、PMIっていいな、と思われるかもしれない。
私もなかなかいいシステムだと思う。
ただ、重要なのはシステムだけではなくてそこで実際に働いている人間たちである。
フランスでは、残念ながら全くやる気を感じられない人たちもこのセンターで働いていた。
当たり外れが大きいと思っていた方がいいだろう。
フランスにはこんなジョークがある。
「公務員と失業者の違いがわかるか?
失業者は、一度は働いたことがあるってことさ。」
とはいえ日本にもこんなセンターがあったらと思う。
普通の人がたいていの場合、与えられた仕事を真面目にやる日本でこそ、こういったセンターが力を発揮すると思う。
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