2018年4月20日金曜日

お家ディナーのアントレ - フランス、ベルギーと日本の違いは?


フランスやベルギーのお家ディナーは8時頃に始めるのが普通。

もう何度も書いたが、決して8時に全員が揃うことを期待してはいけない。

しかも食事は全員が揃うまで始めないのが礼儀とされている。

だから、みんなが揃うまでのアペリティフも用意しておくこと。

ワイン等の飲み物とツマミを出しておけばいい。

8時に招いたら、8時までにテーブルに出しておくのは人数分のグラスとツマミ。

飲むのは他の人を待たないでいい。
来た人ごとに飲み物をすすめるのはアペリティフに人を招くときと同じ。

全員が揃うまでにそれぞれの席にアントレ用の皿とフォーク、ナイフ、必要ならスプーンをセッティングしておくこと。

料理は一つの大きなお皿や鍋に入れてテーブルに出し、好みを聞きながらお客さんのお皿によそう。

よそう時の順番は普通、1 招かれた女性 2 招かれた男性 3 招いた女性 4 招いた男性 
となる。
ただし、女性だろうが男性だろうが、自分を一番最後にするのは日本もヨーロッパも同じ。

アントレとして最近人気なのは、私の見たところではサラダ。
野菜の他、豆類が入ったサラダも好まれる。
健康ブームのせいかもしれない。

が、スープはあまり人気がない。
多分、子どもの時にムリに飲まされるからじゃないかな。

ただ、やはり珍しいからだろう、みそ汁なら話は別。
即席じゃないみそ汁を作って出すと大抵の人は喜んでくれる。
具はワカメやきのこなどシンプルなものがアントレに相応しいだろう。

サラダのドレッシングは、オリーブオイルとバルサミコ酢などを混ぜてハーブや塩を少し加えればいい。

ドレッシングはお客さんにすすめる直前にかけ、全体をよく混ぜる。
自家製でもなければ普通マヨネーズは出さない。

アントレと一緒に切ったバゲットもすすめる。

アントレを皆が食べ終わったら、メインに進む。

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