欧米で最高のおもてなしとは自宅に招くこと。
そして招き方には大体3つの形式があると前に書いた。(
その中で一番気楽に招くことができるのがアペリティフだ。
アペリティフを短く、くだけた感じで言ったのがアペロ。
これから私が住んでいたフランスでのことを書こう。
欧米と言っても他の国はちょっと違うかもしれない。アペリティフは元々食前酒ということ。
頑張って手作りの料理を用意する必要はない。
飲み物としては、フランスではやはりワインが主流。
人数と相手の好みにもよるが、赤、
無理して高級なワインを揃える必要はない。
暑い季節には軽く冷やしたロゼや白が好まれる。くれぐれも冷やしすぎないこと。
ガス入り、ガス無しの瓶入りの水も用意しておくといいだろう。
飲めない人を招く時は、ジュースやアイスティーもいいかもしれない。
ツマミはオリーブ、ナッツ類の他、tapenade というスプレッドがよく使われる。
日本でも最近タプナードと言って食されているようだが、これ、
その他、ハムやソーセージ、
フランスでは様々なタイプのパイ生地がスーパーに売っているので
日本にも進出した冷凍食品専門のピカールにもソーセージなどが入った一口パイが売っている。
アペロにチーズは出さないでいい。
特にカマンベールやコンテなどのチーズは食後に食べるものなので、アペロの主役になることはない。
アペロでチーズを出すとしたら、モッツァレラか山羊や羊のフレッシュチーズ(オリーブオイルに漬けて瓶詰で売っていることも多い)がいいようだ。
写真の盛り付けみたいに綺麗じゃなくても全然大丈夫です。
ワインを選ぶ自信が無い場合は、「何か持って行きましょうか。」と聞かれたときに、迷わず「お好きなワインを持ってきてください」と頼むのがいいだろう。
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おとなの週末 お取り寄せ倶楽部
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