2016年6月11日土曜日

舛添さんが清貧になれなかったわけ

 たとえば、少年時代、おもちゃを買うお金がなくて、持っていたナイフで何でも作っていたというエピソード。
 
 たとえば、友達が肥溜めにお札を落としたとき、拾って川で洗ってあげたというエピソード。
 
 一歩間違えたら(?)、舛添さんは清貧になれるところだった。
 
 たとえば、結婚していない女性との間に子どもがいるという事実。
 もし、彼がその子のために心を砕いていたのだったら、「人間的」というエピソードになったかもしれなかった。
 
 もしも、普段はケチな彼が、世話になった人をご馳走するために、自費で高級レストランに誘ったというのだったら。
 
 もしも、彼が自分のお金で高価な美術品を買いあさり、家族に怒られていたのだったら。
 
 もしも、鬼怒川が決壊したとき、彼が湯河原のお風呂に入るのを諦めていたら。
 
 もしも、彼が保育園を視察して、職員と自分の給料を比べていたら。
 
 ネット上では、なぜか彼の出自が朝鮮半島にあるという噂が流れているようです。
 もしそれが本当だったとして、彼がヘイトスピーチを放置していたのだとしたら、生活保護を受けていた自分のお姉さんを見捨てたのと同じ、歪んだ精神状態でしょう。
 

 もしも、都民が選挙のとき、彼に騙されてなかったら。

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