指導死、子どもの自殺、校内暴力 - ある学校の試み 2
この中学校では、チャイムも鳴らない。生徒たちは自分で校内の時計を見て行動するよう促される。新一年生もすぐに慣れ、時間を守るようになるそうだ。先生が生徒に怒鳴らないで非行が減ったこと。チャイムを鳴らさないことで生徒が時間を管理できるようになったこと。こんな事例を見ると、自主性ってなんだろうと思う。自主性を持ちなさい持ちなさいと言うから自主性を持つようになるわけではない。子どもが元々持っている自主性を発揮できるチャンスを与えることが大事なんじゃないかな。自主性があるから信用するんじゃなくて、信用すると自主性が生まれるということもあるんじゃないかな。手取り足取りチャイムを鳴らして時間を知らせていると、自分で時間を管理することを覚えないんじゃないかな。「生徒にとっては、実はこのほうが大変なんですよ。自分で判断しなくちゃいけないんだから。」とは当の校長の言葉。もちろん、自分で考えて何をやってもいいというわけではない。必要とあらば校内の出来事であれ、警察を呼ぶということも明記されている。その必要は、実は今ではなくなっているようだが。<スポンサーリンク>
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