その公立学校は、かつてとても荒れていたそうだ。
今だって小さな問題はあるにちがいないが、 評判は上がり、入学希望者もずいぶん増えた。
ある生徒のお母さんは自分もその学校で学んだそうだが、当時は
「窓ガラスは基本、割れていました。」
と語る。
今では考えられない。
この学校が変わったきっかけは、校長が「生徒を怒鳴らない」と決めたことだったという。
もちろん校長だけではなく、教師全員が生徒を怒鳴るのをやめた。
怒鳴らないと言うことを聞かない、怒鳴らないと子どもの集団はめちゃくちゃになる・・・
そのような先入観が多くの学校で信じられていると思う。
「怒鳴らないのは理想だが、現実には怒鳴らないわけにいかない」と。
しかし結果として、この学校は生まれ変わった。
非行は明らかに減ったのだ。
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