2016年7月10日日曜日

ベルギーの友人がやってきた:一緒に日本の学校を見に行こう! - 4 -



ベルギーから来た友人とその息子さんは、美術室や音楽室を見て楽しんでいる様子。

「まあ、すばらしいピアノがあるのね。」

ピアノだけじゃなくて、他にもいろいろ楽器があるんだけど・・・
なんだか自慢になりそうで、言わない方がいいかも。

「この学校、昔は暴力があったのよ。でも、今の校長先生になってから、ずいぶん変わったみたい。」

「いい方に?」

「そう、いい方に。前は、しょっちゅう先生が生徒を怒鳴りつけてたみたい。新しい校長が来てから、先生と生徒がちゃんと話せるようにしたらしいの。今では、困ったことがあったら、生徒が先生に話しに行ける雰囲気になってる。」

「それはいいね。」

「ラッキーだったな。」

「大学も日本の大学に行かせるの?」

「それはわからない。本人が選べるようにさせてやりたい。そのためには、語学をちゃんとやっておかないと。ま、語学だけできてもしょうがないけどね。」

「日本の大学はお金かかるの?」

「かかるかかる。前よりひどくなってる。」

「その点はヨーロッパの方がいいね。アメリカも教育費大変だって聞くけど、フランスやベルギーは、大学がただだから。」

彼女のところは、夫婦ともにお医者さんだから、自分たちは教育費に困るような状況にはありません。でも、彼女は言いました。

「すべての人が、教育の機会に恵まれているのが大事だよね。」

(写真はパリの大学)

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