2016年7月5日火曜日

ダッカのテロで失われたもの


テロリストによるダッカの人質事件は、悲しい結果になりました。

無念の死を遂げた方のこと、ご家族の方のことを想うと、どんな言葉も虚しく感じられます。

外国人を狙ったテロリストたち。しかし、彼らにとって外国人である犠牲者の中には、バングラデシュの発展のために力を尽くす日本人もいました。

「テロに屈しない」とか「憤り」と言っても、どのように屈しないか、どのように憤るかこそ、問題でしょう。

有志連合の空爆が始まった当初から、テロの拡散は懸念されていました。

サミットの最中に、日本のどこかでテロが起こる可能性も示唆されていたくらいです。

恐れていたように、泥沼化してしまった「テロとの闘い」。

移民に門を閉ざすことは、解決にはならないでしょう。

東京オリンピックまでに、答えは見つかるでしょうか。

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