2018年3月10日土曜日
ヨーロッパのおもてなし - 留学生の場合
ヨーロッパでは自宅に招くのが最高のおもてなしだといっても、狭い部屋に一人で暮らしている学生が無理に社会人を招くことはない。
招かれたら招き返すのがルールとはいえ、学生が目上の人に招いてもらった場合は別。
相手は招き返されることを期待してはいない。
その辺は日本と同じで、できればいつか恩返しをすればいい。
それでも友人達を招くためにスペースを確保する留学生もいる。
一人で広いアパルトマンを借りるのは高くつくが、二人でシェアすればかなり費用は抑えられる。
一人用の住まいを二つ借りるより、場合によるが、寝室二つ+リビングダイニングのアパートを借りた方が安く済む。
フランスやベルギーのアパートには廊下というものがあまり無い。
友達同士でシェアした場合、しょっちゅう相手の部屋を通らなければならないのはストレスになる。
間取りに気をつけるのが上手くいくコツの一つ。
パリの真ん中でアパルトマンをシェアしていた二人の男子留学生を知っているが、二人ともとても満足していた。
二人は別々の国から来ていて、パリで知り合ったらしい。
一人は料理が得意だったので友人を招いてくれることも多く、楽しい思い出が残っている。
一方が先に留学を終えて帰国したが、残った方は引っ越すことはなく、別のルームメイトを見つけた。
きっと快適だったのだと思う。
ロンドンはパリより家賃が高いと聞いたが本当だろうか。
多くの若者が住まいをシェアしているのは確からしい。
日本でもシェアハウスという言葉を聞くようになった。
工夫によって困難を楽しみに変えるのは素敵なことだと思う。
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