2018年3月25日日曜日

日曜日に休むとはどういうことか - 欧米人にとって日曜に休むのが大切な理由の一つ

日曜日は最も素晴らしい発明の一つだと思う。

職種によっては日曜日に休めない人も多い。
とはいえ、殆どの人が他の曜日に休みをとることができる。

かつて日本は七つの曜日からなる週というものが無かった。
盆と正月、そして祭りの日以外毎日働いていた人が多かったはずだ。

週という概念自体は、唐に留学した僧によって平安時代に紹介されていたという。が、毎日の生活の中で使われることはなかったようだ。

明治にグレゴリオ暦が導入されてから、一週間7日のリズムが日本人の生活に取り入れられた。

考えてみれば、日本人が週一回休むようになったのはそんなに古いことではない。

ご存知のように日曜日に休むという習慣はキリスト教から来ている

聖書の創世記によれば、神は6日の間世界を創るという仕事をし、7日目に休んだとある。

つまり、日曜日に休むのは、かつては信仰の証でもあった。

そうしないことは罪深いことだったのである。

さらにイエスが日曜日に復活したことで、日曜日が一週間のはじまりとなった。
(それを記念するのがイースターですね。)

休みは聖なるものである。

その日は主人も休むが、使用人も休ませなければならない。

家畜も休ませ、畑も休ませる。


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