2018年3月22日木曜日

フランスでお家に招かれたら - パーティーの場合 - ディナーと違うのはどんなこと?


前に、フランスやベルギーでは家に招かれる場合3つの形態があると書いた。

アペリティフとディナーについては詳しく書いたので、今回はパーティー(フランス語でフェット)について書こうと思う。 

ディナーは自分の席が決まっていて、アントレ、メイン、チーズ、デザートと順序正しく進んでいく。

そして全員が揃うまでアペリティフをつまみながら待つ。

パーティーの場合は歩き回って話したい人と話せるのが普通である。

お客さんの人数も多い。

全員が揃うまで待つこともなく、人が集まり始めたら順次つまみや料理を出していく。

料理が回ってきたら、自分が好きなものを取り、欲しくないものは取らないでいい。

ディナーの場合は何時頃に来てくださいと言われるが、パーティーの場合は何時頃に始まりますと言われるのが普通。

大体終電まではやっているので、自分の都合のいい時間に行けばいい。

招かれたら、やはり「何か持って行きますか。」と聞くのがいいだろう。

大抵はワインなどの飲み物を持っていくことになる。

料理を持ち寄る場合もあるので、その場合は何か作って持って行くと喜ばれる。

仕事から直行などの理由で作れない時は、デザートや果物を買っていくのがお勧め。

持ち寄りのパーティーを開くのは、主に学生など若い人の他、親しい者同士の場合が多い。

子どもの誕生日パーティーは別として、パーティーだからといって家に特別な飾りがあるとは限らない。

みんなで集まってたっぷりおしゃべりしたり、新しい友人を見つけるのがパーティーの楽しみなのだ。


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